世の旦那さんは、妻が突然「ひとり旅に行きたい」と言ったらどう思うだろうか?
僕がこれまで実地調査した結果(体感)だと、だいたいが「ありえない」といったものだ。
これはなぜだろう?と考えてみた。
目次
安全面の不安
まず1つ目が安全面の不安についてだろう。
たしかに女性が一人で夜道を出掛けたら危ないです。
でもどうだろう。
普通に考えて女性がひとりで知らない海外の夜道を歩くだろうか?
もしかしたら、歩く前提で危ないと考えていないだろうか?
たいてい大人の女性は危険察知能力は備わっている。
意外に男性と一緒に居るときの方が危険エリアに足を踏み入れているなんてことは多い。
嫉妬や僻み
その次にこれは…と思ったのは、嫉妬や僻みだ。
「俺が忙しいのになんで旅行に行くんだよ!」というやつ。
子どもがいたら話は別だけど、夫婦ふたり生活の関係でさえこの類の話はよく聞く。
でもこれもどうだろう。
暇なら旅行に行きたい気持ちは誰しもが抱くだろう。
しかもスケジュール的、物理的にひとりしか行けないなら、ひとり旅になるのは当然ですよね。
これって単純に「俺も一緒に行きたい…」という子どもみたいな感情だけで端から反対しているだけだったりする。
要は、一緒に行けなくて悔しいのだ。
世間体が許さないだろ
そして最後にこれも多いよね!と思うのが、良くわからない世間体を気にしているパターン。
「夫婦なのに一緒に旅行に行かないのは変だ!」というやつ。
これって完全に思い込みですよね?
でもこれを気にしている人って世の中には多いです。
たいていこういう事を言う人は、ひとり旅未経験者だったりする。
自分が見たことない世界だから不安なんですよね。
それで、「女ひとり旅なんて危ないし、俺の親とか友達から変だと思われる!」という発言に繋がったりする。
誰に忖度してるんですか?と聞きたくなる。
これらから学んだこと
実際、僕の妻は英会話もままならないが毎年ひとり旅に出掛けている。
今年はアゼルバイジャン、
去年はスリランカ・インド、
一昨年はチェコ。
スリランカに至っては水陸両用セスナをひとりで現地調達して乗るという離技を成し遂げてきた。
そしていつだって「楽しかった〜」という言葉と共に笑顔で日本に帰ってくる。
その笑顔をみて、僕はいつも思う。
これで僕もひとり旅に行けちゃうぞ!と。
この事から僕は以下のように思った。
他人を認めることで自分も認めてもらうことができる。
逆に、他人を認めないと言うのは自分の首を締めることにつながる。チャンスを失うかもしれない。
と。
旅はそんな大事なことを教えてくれる。
人生そのものなんだ。
また、旅に出たいです。