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【起業】法人設立ワンストップサービスを使ってマイクロ法人(合同会社)を立ち上げてみた。③〜社会保険・年金事務所編〜

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法人設立ワンストップサービスを使って、ほぼ100%在宅で会社を作ってしまうことができました。

(法務局提出編と法務局以外提出編をまだ読んでない方は、以下のリンクからどうぞ!)

【起業】法人設立ワンストップサービスを使ってマイクロ法人(合同会社)を立ち上げてみた。①〜法務局提出編〜

【起業】法人設立ワンストップサービスを使ってマイクロ法人(合同会社)を立ち上げてみた。②〜法務局以外編〜

ほぼ100%といいましたが、実はひとつだけ法人設立ワンストップサービスでは申請ができない手続きがありました。

それは、年金事務所(日本年金機構含む)へ提出する申請書類の一部です。

年金事務所への提出書類

法人を設立すると社会保険に加入することが義務付けられています。

マイクロ法人を設立する多くの方が健康保険は協会けんぽに、年金は厚生年金に加入することになりますよね。これら社会保険の申請は、両方とも年金事務所に対して提出すれば良いとなっています。

マイクロ法人を設立した際の申請書類は以下の2つです。

  1. 健康保険・厚生年金保険 新規適用届
  2. 健康保険・厚生年金保険 被保険者資格取得届

(参考URL:https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/tekiyo/jigyosho/20150311.html)

ある意味、この年金事務所への申請が最初のゴールと言っても過言ではないでしょう。

被保険者資格取得届は法人設立ワンストップサービスから申請できない

マイクロ法人の設立は社会保険料の節約が目的だと思われます。

役員報酬によって社会保険料が決まるということで、だいたいの方は報酬額を4.5万円あたりに設定するのが定石となっているわけですが、この役員報酬を伝える先は「年金事務所」です。

そして、この役員報酬額は「被保険者資格取得届」に金額を記入して提出をする必要があります。

でも!

なぜかこの「被保険者資格取得届」だけ法人設立ワンストップサービスから提出することができません(2022年3月現在)。困りました。

なお、この段階で新規適用届しか提出できていないことに気がついていたので、年金事務所にその旨を電話で問い合わせてみました。

するとやはり年金事務所へは、法人設立ワンストップサービス経由で「新規適用届」のみがオンライン提出されている状態となっていました。

この状態では全ての提出すべき書類が年金事務所に届いていないので、これより先の処理が進みません。

被保険者資格取得届はe-Govを使えば申請できる

さぁ困ったぞ・・・ということでいろいろと調べていると、日本年金機構が独自に開発したソフトウェアがあるようで、それを使って提出しようと思ったのですが、なんとMacに対応しておらず・・・。

年金事務所に電話して問い合わせてみると、「郵送していただいても大丈夫ですよ」とのことで一時はもう郵送でいいかとなっていたのですが、全てをオンラインで完結させたいとの思いもあったのでもう少し悪あがきすることに。

すると、どうやらe-Govからも年金事務所へのオンライン提出ができるようでした。e-Govとは、デジタル庁が提供する行政サービスポータルサイトであり、日本年金機構や省庁等さまざまな行政機関へオンライン申請を実施することが可能になっています。

(参考URL:https://www.nenkin.go.jp/denshibenri/denshishinsei/e-gov.html)

さらにe-Govは、e-GovそのもののログインID/パスワードはもちろん、Microsoftアカウントやその他サービスのログイン連携を利用することも可能となっており、その中には法人設立時に法人設立ワンストップサービスで申請した「GビズID」も利用できるようになっていました。

通常、e-Govを利用するには新規利用申請的なことをしなくてはならず、このID発行に2週間程度かかってしまうのですが、GビズIDをe-Govのログインに活用することで即日利用可能となったのでかなり時短になりました。

というわけで、法人設立ワンストップサービスからGビズIDも漏れなく申請しておきましょう!

e-GovアプリケーションはMacにもインストールできる

あとはe-GovのHPにある説明に沿って申請を行えばOKです。難しいことはありません。

e-Govのサービスを利用するにはPCアプリをインストールする必要があります。もちろんMacにも正式対応です。デジタル庁様ありがとうございます。

インストールもサクッと終わりまして、アプリを立ち上げるとこのようなログイン画面が表示されますので、「GビズIDでログイン」ボタンを押下し、GビズIDで設定したIDとパスワードを入力してe-Govシステムにログインします。

ログインすると、各種メニュー画面が表示されますので、日本年金機構の「被保険者資格取得届」を提出するものを選ぶことで簡単に申請することができました。

なお、保険証は申請受理から約2週間で本店住所に特定記録で配達されてきました。

法人設立ワンストップサービスを利用してみた感想

今回、家から一歩も出ずに法人を設立してみようということで実際に試してみました。難しかったのは法務局に提出する書類にデジタル署名を付与する部分(その①で説明)と今回の社会保険関連でした。

すべてが順調とはいかなかったですが、いろいろと調べながら進めていったこともあり、大変勉強になったと思います。

また、いつか起業してみたいという思いがあり今日実現に至ったこと、デジタル時代らしくオンラインで法人設立を自分ひとりで完了させることができたのはすごく良い経験でした。

本当に法人設立ワンストップサービスを使って法人設立から社会保険加入まで100%オンラインで完結することができました。

法人設立は自宅からすべて完結できる時代が到来です。皆さんも起業をする際はぜひオンラインでの設立にチャレンジしてみてください!

 

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございました。

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