ふろむださんという方の本をよんでみました。
タイトルにあるように、人生というのは、実力よりも運よりも「勘違いさせる力」で決まっているんだそうです。
何かひとつ突出した成果を出すことで「コイツはすげぇ奴だな」と思わせたら、人生アガリに限りなく近付けるっていうお話が展開されています。
この人ってすごいかもって思わせることができたら、その後にやる事がショボくても、「なんとなくすごいことやってる」って周囲の人は思うように意識が変化するので、やることなすこと物事がうまくまわるようになっていく。これをふろむださんは「錯覚資産」と呼んでいます。
確かに自分の周囲でも突出して仕事がデキるわけでもないのにすごく仕事が集まってきていつも「デキる風」を吹かせてる人が居るんですよね。冷静にみてみると別に大した実績でもないのに。
きっとその人も、以前に何かすごい成果を残したことから、そういった錯覚資産を積み上がっている状態なんでしょうね。
実際いますよね、こういう人。政治家の小泉進次郎さんなんかもそっち系なんじゃないかなって思ったりも。。。どうでしょう?
本書の中ではハロー効果についても触れられていて、心理学の側面から丁寧に説明してくれています。僕にとってはこういった心理学みたいな分野は未知の領域なので、読んでいてすごく楽しかったです。
久々に面白い本に出会いました。
Amazonからも購入できますので、一読してみてはいかがでしょうか。