こんにちは。
今日は中小企業診断士の実務補習について、3回実務補習を受講した経験を踏まえ書いてみたいと思います。
中小企業診断士の二次試験に合格すると、大抵の方は15日間の実務補習を受講することになると思います。
手始めに2月の5日間コースを受講してみる方も多いのではないでしょうか。
目次
地獄の2週間なのか!?
実務補習受講前は色々と不安になると思いますが、5日間コースですと実質2週間しかありませんので、そんなにあれこれ大変な事が発生するわけではありません。
発生するとすれば、指導員による最終段階でのちゃぶ台返しですが。これはもう、指導員の性格からドリフのオチのように繰り出されるものですので運ですね!笑
また、寝れないとか辛いとか、色々とネガティブな情報がインターネット上にはありますけど、大抵はそんなことはありません。僕は3回実務補習を受講しましたが、普通に寝れました。
メンバーに恵まれなかった場合は寝れないかもしれませんが、そういうのは罰ゲームですね。きっと楽しい2週間になることでしょう。
何を準備して初日を迎えるべきか
では、実務補習を受講するにあたり、何をしていけばベターでしょうか。
まずはご挨拶です!
だいたい実務補習の5日くらい前までに、担当指導員からご挨拶メールが送られてきます。メンバーが何人で、診断先はどういった企業さんで…等の情報がもたらされるはずです。
指導員からのファーストコンタクトメールには返信しておきましょう。返信内容はこだわる必要はなく、メール見ましたという事と、2週間よろしくお願いします的な趣旨の返信をしましょう。
指導員の方はとにかくなんでも良いので返信が来ることを期待していると思います。結構、返信しない方が多いみたいです。ある指導員の方は愚痴ってました。
返信しないと「こいつは返信してこなかったんだよー」的な事を2回目あたりの飲み会で言われると思います。笑
外部環境を調査しておきましょう
次に、実務補習先企業が属する業界の下調べです。外部環境調査ですね。
事前に外部環境の調査をしておくとメンバーから一目置かれる存在になれるかもしれません。
実務補習はとにかく期間が短いので、外部環境調査をする時間が限られています。時間が限られているのに、外部環境はしなくては報告書が書けない。
さぁ大変だ!となったときに「業界別審査辞典」を使って調べておくと良いのです。ちょっとした情報をもたらしただけなのに、忽ちあなたはヒーローです。
業界別審査辞典は大きな図書館に行けば見つかると思います。東京だと、日比谷図書館には確実に置いてあります。
業界別審査辞典で、実務補習先企業が属する業界の平均的な売上規模や利益率等の指標値を押さえて置くと良いでしょう。
業界が置かれている環境について詳細に分析されており、SWOT分析をする際に役に立つと思います。
これら情報をコピーしておけばバッチリです!実務補習初日までに業界別審査辞典の内容を分析する必要はありません。
分析したとしたらやりすぎ。Too Muchです。他の受講生にプレッシャーを与えるだけです。出しゃばるのはやめましょう笑 逆にコピーを用意していくのは大変喜ばれると思います!
名刺を用意しよう
指導員やメンバーとは初対面となるので、初日に必ず名刺交換があります。
サラリーマンの方は勤務先のものを持ってくる人がほとんどです。僕のように個人事業主の場合は勤務先の名刺が利用できなきないと思いますので、名刺作成クラウドサービス業者を使ってサクッと作っておきましょう。テンプレを利用したきれいな名刺が1000円程度で100枚くらい作れると思います。
自宅の住所を載せたくない場合は省いて良いでしょう。氏名、携帯電話、メールアドレスがあれば良いと思います。
個人的には、この名刺は後々スプリングフォーラム等でばら撒くことになると思いますので、自宅住所の記載はしない方が良いと思いますね。
中には住所がない名刺なんて〜と言い始める方もたまに居るでしょうが、そういう人は頭の硬い方として無視しましょう。笑
企業への質問事項を考えておこう
実務補習のあり得ない事としてまず挙がるのが、初日に企業インタビューがあるかもしれないという事でしょう。
通常、午前中に初めて顔合わせしたメンバーが、その日の午後に企業訪問して社長にインタビューするなんてあり得ないと思うのですが、それがあり得ちゃうのが実務補習なんです。
なので、インタビューで困らないよう事前に訪問する企業のホームページを参照するなどして、質問内容を考えておくと良いかと思います。
ホームページが無い企業の場合は、事前調査はほぼ無理ゲーですので諦めてください。報告書で「ホームページ公開」を助言しましょう。笑
簡単ですが以上です。
気負わずに頑張りましょう。きっと楽しいはずです。