私も一応、中小企業診断士の端くれです。先日、東京都の感染拡大防止協力金についての案内をみていましたら見逃せない記述がありました。
それは、この協力金を得る際には専門家による申請前確認を推奨するという内容のものです。
専門家とは、東京都の各地域青色申告会、公認会計士、税理士、そして中小企業診断士となっているわけですが、これらの専門家の確認にかかる費用を助成しますと説明がありました。
それがこちら。
ここにしっかりと以下の記載があります。
※専門家に依頼した事前確認にかかる費用については、一定の基準により東京都が別に措置いたしますので、そのことを前提に専門家とご協議ください。
こちらが、専門家が確認する申請書の記載例です。
内容を見ていただくとわかると思うのですが、この申請書を記載するのは全く難しくありません。休業されている経営者の方みなさんがご自身で記載できる内容かと思います。
私が何を言いたいかというと、こういった簡単な内容の申請書まで専門家の確認ないし、報酬的なお金を発生させる必要があるのかということです。
もちろん専門家側に一定の工数がかかるので報酬は必要なのでしょうけど、専門家側からするとこれは明らかにお小遣い稼ぎとして認識できるレベルのお仕事です。
このようなスキームでの専門家活用に少し疑問を感じでしまいました。
この助成金も後世の人たちが税金として返していかないといけないことも肝に銘じておかないといけないのではないかと思います。
この件、私にご協力できる部分が有れば無料で対応しますので、もしお困りの際はTwitter @peccers12のDMからご連絡下さい。